2017年3月31日金曜日

ソーシャルビジネスに携わるわけ

暖かいやら寒いやら。
サクラもまだまだの今日この頃。

皆様、いかがお過ごしですか?
代表の生熊です。

さて、今回は早速本題です。

実はこの2週間、
利用者さんの全員面談を行っていました。

1日約7名。
延べにして35名。

集中力が必要なので、終わるとヘロヘロなのですが、
あまりにも有意義なので全員面談だけは欠かせません。

直接顔見て喋ることで、言葉が少ない人でも充分に伝わってきますし
日ごろ、他の利用者さんが居ると言えなかったことも
「思い切って」発言してもらえます。

さらに、今回ははじめて手話通訳の方にも来ていただいて
大変助かりましたし

自分なりにはやりこなせたかな、と思います。

次回は9月。
それまでに体力つけなくちゃ!!ですね^^;


こうした全員面談は「その人」を知る上でとても重要な意味を持ちますし
何よりも「私」を知ってもらう事が出来る機会となります。

利用者さんの事を何も知らずに
ぱっぱっと機械的に仕事を渡すのも楽でいいかもしれませんが、
私の信念としてそれはしたくありません。

利用者さんは人間ですし
私一人で仕事をしているわけではないからです。

組織で上手く仕事を回したかったら、まずはその組織を構成するメンバーを知り
仕事をする上での屈託の無いコミュニケーションが取れることが必要だと思っています。

意見の違う人たちや価値観の違う人たちが一つの目標を達成しようとする時に
「何でも言える雰囲気」があるだけで仕事はスムーズに行きます。

もちろん、それは理想であってそんなに簡単な事じゃない、というのは重々分かった上で
それでも尚その理想を目指さなければ何も変わらないと思うのです。


特に福祉分野は「理想」を捨てては目的を見失うと思っています。


時に福祉の現場は陰惨です。

どうしてこんな事になってしまったのか?と
自分の目や耳を疑いたくなる現実と向き合わなくてはならない時があります。

時に福祉の現場は虚無です。

上手く行っていたものが、一つのきっかけで元の木阿弥になりますし
制度や法律の壁に阻まれて全てが無になることもあります。

差別や虐待を聞かない日もないですし、
徹底的な排除をされたかと思うと、都合のいいように扱われる時もあります。


そんな事はない!!と言いたいところですが、
残念ながらまだまだ福祉の現場は色んなものが渦巻いています。


その現実をわかりながら、
それでも「差別解消」や「虐待防止」という「理想」は
言い続けて目指さなければならないのです。

差別解消や虐待防止なんて今さら?
あたりまえやん??と思うかもしれませんが、、、

いえいえ、福祉分野では

最近わざわざ制定された「考え方」です。

それだけあまりにも「差別」や「虐待」が当たり前にあったのかと思うと
この国の福祉ってどうなってるんだ?と思いませんか。


もともと私がこの福祉の世界に足を踏み入れたのも
「この国の福祉はどうなっているんだ?」
という怒りや悲しみに満ちた気持ちからでした。


福祉の分野には「人権」という考えがほとんど浸透していなかったのです。


これは知った時、本当にショックでしたね。

嘘でしょ?!と言いたくなりますよね。
でも未だに「障がい者の人権」なーんて言葉がまかり通るのですから

「障がい者の人権」っておかしくないですか?
障がい者の前に人間なんですけど??っていう・・・


こういう感覚の人が私の他にも大勢居て欲しいと思うのですが
これも「理想」ですかねえ。。

まあ、いずれにせよ

この「人権なんてあたりまえやん」という感覚を

「あたりまえだから考えない」のではなくって

「あなたは人権についてどう思うか?」というのを
突き詰めていかなければ問題意識ってされないんだなぁと思っています。


JiRiTsは障がい者の就労継続支援A型事業所です。

福祉施設でもありますが、
同時にいわゆるソーシャルビジネスと呼ばれる事業体の一環としても機能しています。

ではソーシャルビジネスは「人権」をどのように取り扱っているのでしょうか。

実は、ここに大いなるチャンスがあるのではないか、と私は勝手に期待しています。

「仕事」の前には「障がい者」も「年齢」も「性別」も関係がないからです。

「仕事」は誰の前にあっても「仕事」です。

「障がい者」であることで「仕事」が「仕事」でなくなったりはしません。
「女性」であることで「仕事」が「仕事」でなくなったりはしません。

「仕事」とはとても平等に出来ているといつも私は感じています。

だからこそ、クオリティを求められて当然だしミスが出たら怒られたりもします。

何故ってそれは「平等だから」です。

これは全ての人が同じ分だけ同じ仕事が出来るという平等ではなく、
「仕事」という意味合いが誰の前でも変わらないという平等です。


それは「人権」という考えを抜きにしては
ソーシャルビジネスは成り立たないという意味でもあると思います。


ソーシャルビジネスの定義は以下の3つだとされています。

・解決が求められる社会的課題に取り組むこと
・ビジネスとして、継続的に事業活動を進めていくこと
・新しい仕組みを開発・活用し、新しい社会的価値を創出すること
https://www.borderless-japan.com/members/social_business/15614/


先に書いたように
福祉分野は社会的な課題が山積されています。

私はその一つが「人権」という視点の欠如だと思っており
この課題を解決する方法として「仕事の平等」を大切にしながら事業を続けています。


これが私のソーシャルビジネスに携わる理由なのです。




まあ、小難しいことはさておき、、

全員面談を終えて改めて考えたことだったので
ちょこっと忘れないうちに書き留めておきました。

色んな意見がある「課題」だと思うので正解はないのですが
誰しもの意見が尊重され「生存」できる世の中になればいいなぁと

いつも思っています。

それでは、またです!!


2017年3月26日日曜日

新米スタッフの私


よろしくお願いします。
これでは、男か女か、年齢はいくつ?
何者かわかりませんね。
実は、今年の1月で57歳になったただのおっさんです。
ごめんなさい。おっさんというよりおじいさんかもしれませんね。
高校時代の野球のチームメイトには、孫がいるやつが何人もいます。

障害者就労継続支援A型事業所に勤めているこの私も障害者です。
高校卒業以来ずーと、飲食関係に従事していましたが、
ちょうど東日本大震災の時期です。
糖尿病で壊疽をおこし、左足膝下切断で現在は義足です。
もし、あの震災が関西で発生していればと思えばゾーとします。
もちろん、どこで起こってもよくないのですが。

私もA型事業所に利用者として3年間ほど働いていました。
働いていくうちに徐々にですが、スタッフとして働きたいと思うようになりました。
そんなときに御縁があって、合同会社JiRiTsで働くことになりました。

私自身もA型事業所の利用者だったので、
今まで受けていた支援を利用者の皆さんにすればよいと考えていました。
ところがどっこい、その考えの甘さに頭をカナヅチで叩かれたみたいでした。

実際、私が受けていた支援はあくまで私に対しての支援であって、
障害者の皆さんに合う支援ではありません。
もちろん、すべての利用者に合う支援などあるわけもなく、
支援は個々のものだと、そんなあたりまえなことに気づかされました。

現在は、利用者さんのこと知ることに一生懸命です。

かわいい女性スタッフも働いています。

興味のある方は、ぜひ事業所に見学にきてください。
とても楽しい雰囲気です。
お待ちしております。

2017年3月25日土曜日

「したい」ことと「するべきこと」のバランス


やっちまいました。
どうも、代表の生熊です。

自転車で横転して肋骨にヒビがはいってしまいました。

左から来た車にびっくりして
減速用の路面のポールに突き刺さるように倒れて、右わき腹を強打。
声にならない悲鳴をあげてしまいました。

いつかはそういう事もあるかも。。とはどこかで思ってはいましたが、
それがこんなに早く訪れるとは・・とほほ。

それでも、倒れた直後はそれほどひどいと思わなかったので、
湿布をはったり、途中で休んだりしながら

痛い痛いと言いつつ走りきり、
なんと68キロの道のりを完走^^;

何やってんでしょうね。。汗

次の日にあまりにも痛いのでレントゲンを撮ってもらうと
肋骨と平行にヒビが・・・


スタッフや利用者さんや家族には呆れられていますが、
治ったら、また自転車に乗りたいと思います!


さてさて、
以前の記事「忙しくても遊ぶ人」に通ずるものがありますが、

皆さんは、「したい」ことと「するべきこと」のどちらを優先させていますか?
あるいはどちらに比重を置いていますか?


その昔、私は「したい」事ができなくなるなら、
生きている意味はない!と思っていました。

それ以上に「したい」事を貫き通すという情熱というか無茶というか^^;
そういうバイタリティだけは有り余るほど持っていました。

つまり必然的に「したい」が優先されていき
「するべきこと」は
「危機的な状況にならなければしないこと」という位置づけになっていました。

もっと言うならば「するべきこと」ばかりに固められた生活を送ってしまうと
自分自身を保てなくなると思っていたのです。


ただ、実際には「したい」ばかりを優先させると生活が破たんしていきました。

「したい」ことの時間確保のために犠牲にしたのは
「睡眠」などの「健康」と「炊事」「洗濯」「掃除」といった「家事」です。

また「したい」を優先させてお金を使ったために
「家賃」や「光熱費」といったものまで使ってしまってお金がない?!という状況にもなりました。


「それでも生活できてしまう」のは
「したい」の中に「仕事」が入っていたからだと思います。

とにかくひたすらに働いては体を壊し、興味のあることに散財し、
またひたすら働いては・・・を繰り返すという生活を長く送っていました。

また「したい」はずだった仕事が「するべきこと」のように感じてしまうと苦痛になり、
遅刻が多くなったり休んだりしてしまうという事もありました。


それぐらい私にとって「するべきこと」とお付き合いするのが難しく、
かといって最低ラインを保っていなければ命の危険があるので無視も出来ず

どういう位置づけにすればいいのか悩んできました。

ここを読んでくださっている方の中でも、
「したいこと」ばかりを優先させている、
あるいは「しなければならないこと」ばかりになっているなど、
どちらかに偏っている人はいらっしゃると思います。

この悩みに1つヒントをもらったきっかけがありました。

それは、心理カウンセラーとしてのスキルアップのため
「精神科医」の元で勉強する機会をいただき、
書記として診療の現場に立ち会っていた時の出来事です。

具体的な患者さんのエピソードはすっかり忘れましたが^^;;
「精神科医」の言葉に「なるほど!!!」とかつてないほどのスッキリ体験をしました。


その言葉が


したいことばかりするのは「子ども」
だから誰かに世話してもらったりたり助けてもらったりしないと生活できない
でもするべきことばかりだと味気ないし、面白くない
しかし、実は「したい」ことも「するべきこと」も両方とも大切で
この両方のバランスが取れるのが「大人」である


といった意味のもの。


この言葉のどこに「なるほど!!」となったかというと

「したい」ことと「するべきこと」はどちらかが大切なのではなく
両方とも大切だという点なのです。

それまで「すべきこと」を私に押し付けてくる人たちは、
私の「したい」事を大切に扱ってくれませんでした。

だから生活が破綻してでも自分の「したい」ことを守ろうとしていたのだと思います。

この言葉以降、
私は「するべきこと」とよい関係を築き、
「したい」こととの「バランス」を考えるようになりました。


まだまだ意識を持ってないとどちらかに簡単に流されてしまいそうになりますが
「するべきこと」が出来ていなくて気がかりになったり
「するべきこと」ばかりでイライラを感じ始めると先生の言葉を思い出しています。


仕事の中でも「するべきこと」ばかりが続いた場合は、したい仕事もちょこっと取り入れたり、
※書く仕事が好きなので、ブログや文章を書けていると幸せです^^

「したい」ことばかりを詰め込んだ週末を送ったら、次の週は体を休めるための休日を過ごしたりしています。


皆さんも「したい」ことと「するべきこと」のバランスが自分の中でどうなっているか
観察してみてくださいね。




さてさて、、

合同会社JiRiTsでは一緒に働いてくださる方を募集しています。

【内職】
障がい者就労支援A型の事業所ですが、年齢・障害の有無も問いません。
ただし、障がい者の方で「受給者証」を利用してサービスを受ける方は65歳までとさせていただきます。

箱折り、食品(付属品)の箱つめ・包装、装飾リボン加工
※経験者優遇

時間:9時~14時(内1時間休憩)、14時~18時
※10時~にも対応しています。
場所:東淀川区東中島
給与:883円~

お問い合わせ06-6476-7090
メールでもどうぞ info@jirits.net

1週間の体験期間がありますので、お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。


2017年3月16日木曜日

始めまして 新入りです・・・

スタッフの藤丸 久美子です。

12月からJIRITSのみなさんと一緒に働かせてもらってます(#^.^#)

自己紹介します。

年齢は秘密・・・笑笑
4人の子供がいます。
長女 19歳
次女 17歳
長男 11歳
三女 6歳
毎日戦争です・・・(―_―)!! 

でも・・・こうして働けているのは、
利用者さんと職員さんが助けてくれたり、優しく接してくれるからです。

本当に感謝感謝!!です(涙)

実は家にいるより、
ここで皆さんと仕事してる方が楽しいです・・・
(内緒で・・・笑)

休みの日は 上の子3人がバスケットボールをしているので、
誰かの試合観戦に行ってます。

大声で罵声を浴びせてストレス発散しています笑笑

これからの目標は
今は皆さんに助けて頂いてるので
これからは皆さんの力になれるように頑張っていきたいです。



2017年3月14日火曜日

人それぞれの「イメージ」を意識してみる

こんにちは。

3月になった途端に、体がぼわんと緩んだ感じで
ふとするとトロンと寝てしまいそうになりながらテクテク歩いていると

春を感じて飛び出した「虫」にぶつかってしまった代表の生熊です。


こんな土の少ない都会では虫が生きていくのも大変だろうと思いながら、
でも、やっぱり暖かくなるとちゃんと動きまわるようになるというのが、
なんとも不思議ですねえ。

わたくしにぶつかった虫も誰かの生まれ代わりなのでしょうか。
ずいぶんと慌てん坊の人だったのでしょう。


ちなみに私は
次に生まれ変わるなら「ディズニーランドのすずめ」になりたいです!























見てください!!この丸々と太ったすずめを!!
年末に30年ぶりぐらいに遊びにいったディズニーランドで撮影しました。

観光客の食べ残しが豊富にありますし、
これといって外敵もいません。

なんだったら観光客に可愛い~と言ってもらえる確率も高く、居心地は抜群!でしょうね。

本当にそうなのかどうかは、すずめに聞かないと分からないですが^^;


結構、そういう事ってないですか?

「あの人自由に出来ていいな」とか
「この人は楽しそうだな」とか「この人は怖そうだ」など
ついつい理由もなく勝手に感じてしまうこと。


人間はよく自分以外に対して「勝手なイメージ」を作り出してしまいます。


上の虫やすずめに対して私が思っているのも「勝手なイメージ」ですよね。

春を感じて飛び出した・・・とか
慌てん坊の生まれ代わり・・・とか
食いっぱぐれがなさそう・・・とか
可愛い~と言ってもらえそう・・・とか


実はそんな事ないかもしれないのに、、


この「実はそんな事ないかもしれない」のに、
「勝手なイメージをしている」という事を意識して自覚することが
他人を理解しようとする時に重要なポイントだと思っています。

それはどんな時でも・・・と言いたいですが、
それだと「想像力」を狭めてしまう事になるのであまりしません。
結構これって感受性が強い私には苦痛だから疲れるしね^^;

しかし「面接」や「相談」の時には絶対に意識します。

利用者さんと初めて会う時には特に
全ての「イメージ」を捨てて、向き合ってお話を聞きます。

そうでなければ利用者さんの事を正確に理解する足がかりさえ
失ってしまうことになります。

全てを理解する事は出来ませんが、
それでも「あなたの事を教えてください」という場面の場合
自分の勝手なイメージは邪魔でしかありません。

勝手なイメージが入ることによって
その人の話している事を「歪めて」理解してしまいます。

その歪みが後で取り返しのつかない「誤解」となる事もあるので
この部分に関して私はシビアに自己チェックしています。

それと同時に

利用者さんから「勝手なイメージ」を持たれている事も覚悟しなければいけません。

支援者さんだから・・・
代表者だったら・・・
担当者なら・・・

それは人間として当たり前で仕方ない事ですし、
逆に言うと期待を持たれていると言ってもいいかもしれません。

その期待は裏切らないようにしたい、と思いながらも
その役割に自分が巻き込まれてしまう事は避けるようにしています。

そして「実はそんな事ない」というのを
徐々にわかってもらえるといいなー、なんて思っています。


支援者もただの人。
利用者もただの人。
そして人それぞれ。


このイメージや期待される役割については
まったくわからない、感じられないという人もいますし
ガチガチに役に縛られて不自由になっている人も沢山います。


それがよく分かるのが「●●するのが普通だ」という言葉です。


普通って何でしょう??


とても難しい言葉ですよね。

ただその人が使っている「普通」を探っていくと、
その人が持っている「勝手なイメージ」というのが見えてきます。


それがまた人それぞれである事から、
やっぱり人間って面白いなぁ~と感じています。


さてさて、最後になりますが
3月からJiRiTsでは人材募集をはじめました。

今回は、内職とクリーニング、商品管理、商品発送のお仕事部門です。
まずはメールやお電話でお問い合わせください。

メール info@jirits.net
お電話 06-6476-7090

沢山のお問い合わせをお待ちしております!!



2017年3月9日木曜日

ひらめきの転機 

支援員の竹下陽一(昭和38年12月28日生まれ)です。
この職に就いて一年半になります。
今年54歳になる私が、なぜここで働くことになったのかのお話をします。

私は昔から運命の分かれ道ともいうべき重要な選択に迫られたとき、
選ぶべき方向がすぐにひらめきます。
若いときは
周りに押されて、「そうかな・・・?」と思いながら
意に反して選んだこともありますが、

そんなときはたいていうまくいきませんでした。

それ以来、なんでも自分で決めることにしています。

大学を卒業して就職するときも
両親は安定したところを望んでいたようですが、
本好きが高じて中小の書店に就職しました。

本を読むという中身以外に
装丁などを含めた本そのものが好きで
それらに囲まれた空間で仕事がしたかったのと
本を買う人の気持ちに立って販売できるというのが理由でした。

バブル崩壊、消費税導入、消費税増税、リーマンショック・・・
と消費に影響を受けたものの何とか乗り切ってきましたが

15年ぐらい前から一般家庭に広く普及し始めた
「インターネット」が情報にとってかわり始め、
主に扱う出版物の販売収益はしだいに減少し数年前から運営が厳しくなってきました。

予想していたとおり会社は事業を縮小し希望退職者を募集する事になったのです。
私は例のごとくひらめいて迷わず退職しました。

私の父は20年前に
ミエロパチーという歩行が困難なる神経障害になり、
私は一人暮らしをやめて実家で母と一緒に父の入浴やトイレの世話をし、
休みの日にはリハビリの勉強をしに病院に連れて行くという生活をしていました。

私が会社に行っているときは母が家で商売をしながら父の面倒をみていたので、
母にはずいぶん負担をかけてしまいました。
私は母に負担をかけるのがつらかったのです。

そのため父のリハビリにはたいへん厳く接しました。
そんな母も6年前に父が他界すると
ホッとしたのか活力がなくなってきたような気がしていました。
そんな時期の退職だったのです。

 今まで朝早くから夜遅くまで働いてきたので、
退職して急に時間ができるといろいろと思い返したりして、
亡くなった父にもっと優しくして、
もっと何か他にできたのではないかという後悔の念が沸き起こってきました。

「障害者の手助けができる仕事がしたい」
そんなひらめきの中で選んだのが、このJiRiTsという会社なのです。


2017年3月5日日曜日

仕事がめちゃめちゃ忙しくても遊ぶ人

こんにちは。

日差しは春になって来て心地よいのに
花粉症にはつらい時期になりました。

今年から、何故か左目だけ花粉症で涙が止まらない代表の生熊です。

花粉症になるなら両目でなって欲しい、、と
左目の涙をぬぐいながら思ってしまいます。

5月くらいまでは、続きますよねコレ、、本当につらい><



さてさて、

2月の終わりに名古屋で開催されていた
「サイクルトレンド2017」というイベントに行っていました。























わかりにくい写真ですが、
このメーカーの旗がいっぱい立っているのがサイクルイベントの特徴です。^^

仕事ではありません。
完全にプライベートです。


実は、わたくし
去年の11月から友達の影響でロードバイクを始めてしまいました^^;






















こちらが私の相棒のバイク。

wilier(ウィリエール)というイタリアのメーカーで
かっちょイイ!!とほぼ一目ぼれで購入を決めました。

11月に購入して、これまででびっくりするような投資額となり

その分、走って回収しようとして
こけていきなり頭を打ったり、
2回ほど走りながら携帯を落としたりしましたが^^;;;;

今はかなり慣れてきていい感じで乗りまわしています。

このほどペダルもビンディングとなり
※家族やスタッフには止められましたが。。

立派な趣味になりつつあります。



これからいい季節になるので、遠出をする計画などもしていて、
今まで興味の無かった「サイクルロードがある地域」の情報も目に飛び込むようになり

一つの趣味からいろんな広がりを見せています。


その広がりの一つに、「漫画」があります。
そう!ロードバイクに乗ったからこそ興味の湧いた漫画が2つ。

『弱虫ペダル』と『ろんぐらいだぁす!』です。

元々、読むのも食べるのも速いので、
お正月に『弱虫ペダル』の全巻を読破。

さらに『ろんぐらいだぁす!』は1日で読破しました。
ネカフェでww

弊社は物販でアニメ商品を主に扱っていますので、
この2作品とも名前は知っていましたが

「ふーん」

くらいで特別に興味がなかったものが、ここに来て中身まで完全熟知する羽目に。


ちなみに『弱虫ペダル』は、ラバーストラップまで買ってしまいました。
グッズを買う人たちの気持ちがよーく分かります。



このように、趣味や楽しみというのは

直接は仕事に関係なくても

ストレスを軽減させて、新しい世界との出会いを運び
様々な企画のアイデアや仕事へのモチベーションに繋がります。

ざっと考えても仕事に関するメリットの方が大きいので、
弊社では「仕事がめちゃめちゃ忙しくても遊ぶ人」になれるよう促しています。



例えばわたくしの場合だと
障がい者スポーツに何か提供できないだろうか、と考えてみたり
アニメグッズを仕入れる際のマーケティングの読み方にも差が出るようになりました。

サイクルロードのある地域の話題になれば、雑談にも活かせるようになりますし、
もちろん、これまで出会わなかったロードバイク好きな人との出会いにもつながります。

今回も「サイクルトレンド2017」で
自然と出展ブースの人と話が出来るようになりました。

試乗車も堪能できて、本当に楽しかった!!

別にロードバイクなんて高額で個人の趣味性が高いものを買わなくても、


仕事と生活だけじゃない「楽しみ」を持つだけで、簡単にメリハリが出ますので、
皆様も是非「仕事がめちゃめちゃ忙しくても遊ぶ人」になってみてください。



そして
もしよかったらロードバイク好きな人、お友達になりましょうww


よろしくお願いします。



2017年3月2日木曜日

はじめまして、サービス管理責任者の新名です

まず初めてのブログなので
自己紹介をしたいと思いま~す(=^・^=)

氏名:新名 沙矢
生年月日:1991年6月6日
年齢:25歳
性別:女性
血液型:B型

こんな自己紹介全然面白くないですよね(T_T)
ここからはゆる~く書いていきます(^o^)笑

生まれも育ちも兵庫県の姫路です(^^)
なので大阪に来て3年目!!!
まだ梅田駅で迷子になります、
出口が分からなくて毎回駅員さんに地上にどうやったら出れますか?
って言っています。笑 
会社がある淀川区付近しか分かりません・・・

実家が大好きで、実家が天国すぎて
休みの日はほとんど実家へ帰っているので、大阪の街を散策したことが無いです(T_T)

お勧めの場所があればどんどん教えてくださいね(=^・^=)

私の性格は一言でいえばはっきりしていて男っぽいです。笑
結構ズバズバ言います。
良い事は良い、ダメなことはダメ!!
私が一番嫌いな事は、曖昧にしたり、中途半端にすることです。
仕事に関しては各担当がいるのでそちらへお任せしていますが

人として、社会人として

遅刻やお休み、報告・連絡・相談にはとても厳しいと思います。

そのせいか怖いと言われることもあります。
でも利用者さんがみんな好きで、
応援したくて、サポートしたくて、力になりたくてなんせ必死です。

がむしゃらにやってきて3年がたちました。

段々利用者さん達と向き合えてきているかなと思っています(=^・^=)

厳しい面もありますが普段は皆とわちゃわちゃ話しながら、
笑いながら、たまにお腹抱えて爆笑しながら
一緒に作業をしています。

時にはいじられることもあります(T_T)笑
時にはってゆうかほぼ毎日・・・

実年齢と見た目年齢があってないとか、
絶対昭和やろとか、皆に色々言われてますが
本当に平成3年生まれです!!!!笑

そんなこんな言いながら皆で楽しくお仕事をしていま~す(^o^)

気になった方はJiRiTsで一緒に働いてみませんか?


文章がとってもとっても苦手なので・・・
生熊さ~ん!!こんな感じで宜しいでしょうか・・・笑

次のブログはなんでこの仕事を選んだか的な感じで書いていこうと思います(=^・^=)