転職してJiRiTsに入った支援員の竹下陽一です。
今まで勤めていた販売という仕事から
福祉サービスという畑違いの仕事に転職するにあたって、
自分は何ができるだろうか?
今までの経験をどのように活かすことができるだろうか?
ということは当然考えました。
私は前の職業である書店の仕事をしていく中で、
ロスジェネや不況にあえぐ人たち、
さまざまな悩みを抱えた人たちに
本を通して生きる希望と勇気を与えたいという気持ちが生まれました。
そういった仕事に対する思いや
職業柄幅広い年齢層のお客様や従業員と接してきたという経験は
活かすことができると考えました。
現在ここで一年半働いた今も
同じように利用者さんに働いて生活する希望と勇気を与えたい気持ちに変わりはなく、
幅広い年齢層の人たちと接してきた経験が役立っているのでやりがいがあります。
私は「作業」と「仕事」は違うものだと考えています。
「作業」は与えられたものをその通りにやるだけで
そこに自分自身の思いや考えが存在せず、
工夫して考えることによる価値が生まれることもないのでやりがいがありません。
「仕事」には真心があり、そこから生まれる価値が存在するので完成度が違います。
またそこから達成感が生まれます。
だから朝起きて少々しんどくても会社に行こうと思うのです。
私はここJiRiTsで「身体を使った作業」の支援員をしていますが、
「作業」というより「仕事」をしていただいています。
商品管理とピッキングおよび販売商品の梱包と発送、
ゲーム機の修理、電化製品のクリーニングがあります。
一人が全てできないといけないというのではなく、
この中から自分でできそうなことを選んでするのです。
例えば電化製品のクリーニングでは、
購入に来られたお客さんの気持ちを推し量ってするのと
何も考えないで作業としてクリーニングをするのとでは仕上がりが違います。
しかも納期があります。
当事業所の利用者さんは
心をこめて期限までに
効率よく効果的にきれいにするにはどうしたらよいかを考えて
工夫して取組んでいます。
販売商品も利用者さん自身が考えて仕入れ、
梱包発送と協力し合っておこなっているので、
売り上げ目標が達成したときは皆で喜び合います。
だからJiRiTsで働く人たちは皆イキイキしています。
そんな利用者さんたちを見て私もやりがいを感じ日々達成感をいただいているのです。
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