新学期、新年度を迎えて、
街には沢山のフレッシュさんが溢れていますね。
そのため、4月は通勤の電車はすし詰め状態、
駅にも人の大洪水で毎日が押すな押すなのお祭り状態なのですが、
そんな中にあって久々の猛者に出会いましたよ。
何と歩きながらコミックを読み、ヘッドフォンで音楽を聴き、さらにパンをむしゃむしゃ。。
ええええ?!嘘でしょ?と、まずわが目を疑いましたね。
1つだけでも中々の危険度なのに、3つ同時にですから、本物の命知らずです。
それとも彼にはよっぽど時間がないのでしょうか。。^^;;;
確かに、通勤通学時間を有効に使って学習するのも有りですが、
どうみても彼は行き過ぎています。汗
私だったらコミックを読むのも、音楽を聞くのも、パンを食べるのも
部屋で落ち着いてゆっくりと堪能したい派です。
前置きが長くなりました代表の生熊です。
時間がなくてバタバタしていても一つ一つには集中したいので、
同時に何かするというのはちょこっと苦手です。
またあまり集中力が持続する方でもないので、短い時間にみっちり詰め込むタイプです。
だから何かをこなすスピードは必然と早くなっちゃったのかもしれません。
こうした集中力は仕事を覚えたり、実際に覚えた仕事をこなしたり
一般的な学習にはどうしても必要になります。
しかし、この集中するスタイルは人それぞれで正解がありません。
私は少し癖があって、
まず、前述したように集中力があまり持続しません。
しばらくじっとしているとジリジリしてきて
足をバタバタしたり、立ったり座ったり…
一人であれば叫んだりもします。
じっとしていなければならない授業や
式典の多い学校生活ではかなり苦労しましたが
今は可能であれば「散歩」に出かけたり、
じっと考える仕事と動き回ったり手先を使う仕事を交互にしたりなど
癖を掴んで自分なりのスタイルをそれなりに使いこなしています。
またテレビの音や、音楽、人のしゃべり声も気になると集中が途切れてしまうので
何かを考えるときはなるべく静かな環境を選んでいます。
一つにしか集中できないタイプなんですよね^^;
まあ、集中力が持続しないので色んな仕事を並べて
ちょこちょこ色々やるのが自分のスタイルなんでしょうね。
だからいくつかの仕事を同時にじゃなくて「平行して」出来るというのは
このスタイルのいいところです。
こんな風に
人にはそれぞれの学習スタイルや集中力の癖があるというのを
本人も知らなかったり、周りも認めなかったりする場面をこれまでよく見かけました。
今は少し理解が進んだり緩和されたかもしれませんが
学校生活では「みんな一緒」に出来ないことは大罪のように扱われます。
そのレッテル貼りは
自分は「出来ない」と思い込んだり
自分は「価値が無い」と思い込んだりする大きな要因となってしまうのです。
「何でみんなと同じように出来ないの?」
「何でもっと早くできないの?」
「何でじっとできないの?」
「何で?」と聞かれるとまるでこちらが答えを持っているように思いますが
実は「何で?」と聞いている方が答えを持っていて
その答えが出てこないとイライラしたり、説教が始まったりします。
また「出来ない理由」は全て「言い訳」で片付けられてしまうので
じっくりと話を聞いてもらえないという体験も多く聞きます。
学校生活では大勢を管理しなければならないので
確かにいろんなスタイルがあると管理がしにくいというのもわかりますし
子育ての場面では
親自身が1つのスタイルしか知らない場合、
子どものスタイルにどうしていいのかわからない!と混乱する気持ちも分かります。
しかし、職場の事情はちょっと違うのです。
職場とは面白いもので「みんな一緒」ですとアイデアも行き詰まりますし、
「早けりゃいいのか?」というと決してそうではない場面がいくつもあります。
特に組織で動いたりチームで仕事をするには色んな担当が必要です。
同じタイプばかりだとどこかの担当に人が集まりすぎて上手くいきません。
年齢も出来ることもタイプもバラバラな人間が集まっているからこそ
大きな仕事を回せるのだろうといつも感じています。
だから、あなたのスタイルを大事にしてください。
そして、人には色んな学習スタイルや仕事のやり方があるんだというのを認めてください。
そうすることで少しずつ社会の認識も変わり
少し癖のある人も「大切にされる」社会へと
変容するのではないかと期待しています。
そして大きく出るなら、JiRiTsがそのさきがけとなりたい!
そんな風に思っています。
さて、さて、、
そんな代表が運営する障がい者就労継続支援A型事業所JiRiTsでは
一緒に働いてくださる人材を募集しております!
以前から募集しております「内職」に加えて
いよいよ「パソコン業務」の募集が始まりました。
内容について詳しくは次回の私のブログをお待ちください。
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